- Active Graduates 卒業生の活動~ ホリスティックに生きる ~

 ホリスティックな生き方を、多くの人に伝えたい

大久保 ゆうこさん(第2期卒業生)

食育インストラクターとして、独自の栄養楽(がく)講座を開き、「ゆゆこさん」として、多くの方に愛されてきた彼女。あふれる笑顔でパワー全開に走り続けてきた足を止め、この度、過去の経験を活かし、地元、江古田で、「脱うつセラピールーム」を設立しました。彼女の肩書きは、『ハッピーマンマ』。 

ハッピーは「幸せ」、マンマは「おまんま(飯)」「マンマ(母)」「あなたのまんま(らしさ)」という意味が込められ、彼女の活動のポリシーとなっています。

久しぶりにお会いした彼女は、昔のような軽快で活発な雰囲気ではなく、落ち着いた、揺らぎのない自信と温もりを感じる、なんとも頼もしい存在感でした。彼女の脱うつセラピーは、栄養療法と心理療法の両面からのアプローチで、快復までの道筋をつけ、一歩一歩、共に歩んでいくという手法。心の問題にありがちな、何処に原因があり、何を克服したらいいのか分からないままに、漠然とした不安を抱えた状態を、明確に数値化、グラフに表し、「見える化(みえるか)」することによって、クライアントと情報を共有し、力を合わせてゴールを目指します。対面カウンセリングに、電話、メール、スカイプによる相談。月に一度の自律神経バランス分析、末梢血管血液分析、毛細血管測定などによる、変化の「見える化」。更には、今では珍しい、ハガキでのやり取りも行っているそうです。直筆の文面からは、多くの情報を読み取ることが出来ます。


彼女は、臨床心理士として精神科に勤務した経緯もあり、これまでに7900名以上の相談実績を持ちます。その経験から、心の悩みには、必ず身体の不調が伴っており、心を元気にするには、身体の健康を取り戻すことが必要だ、と実感したそうです。また彼女自身、長年に渡って、あらゆる食事法、栄養療法といった食に関する分野を追求してきた中で、ホリスティック栄養学に出合い、枝葉ではない、根本的な食の在り方を会得し、それらが自然と融合した結果、今の活動に至ったということです。これはもはや、予め決められていた、彼女の歩むべき道だったのではないでしょうか?やっと辿り着いたのだ、と思わずにはいられません。「皆に、元気で幸せに生きて欲しい。」彼女の表情に、熱意だけではない、強い祈りのようなものを感じました。 

「うつ」は改善出来るものだ、という認識を双方が持ち、怪我をした心に寄り添い、必要な手当てをし、快復まで根気よく歩んでいく。それが出来るのは、弱く痛んだ心の仕組みを、彼女自身が、自らの経験を通して、よく理解しているからではないでしょうか。だからこそ、心と身体をつなぐホリスティックセラピーが、彼女の歩む道と確信しているのです。

(2014年11月取材。内容はすべて取材当時のものです。